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フィナステリドの使用を止めてしまったら

スーツ姿の男性

フィナステリドは、もともと前立腺肥大症や前立腺癌の治療薬として使われてきましたが、投与していた患者に毛髪が濃くなる作用が出て改めて臨床検査をすると、AGAへの効果があることが分かり、1998年にアメリカの追って製薬会社から発売され現在世界60カ国以上で発売され、日本でも2005年から発売されています。
AGAというのは、毛髪が本来の通常3~6年と言うヘアサイクルよりは早く数カ月から1年で脱毛してしまう事です。
その原因は、男性ホルモンのテストステロンが5α還元酵素によりジヒドロテストステロン(DHT)となり、このDHTが皮脂腺の受容体と結びつき毛穴をふさぐことにより始まります。
フィナステリドには、この5α還元酵素の活性を抑える作用がありますので、AGAに効果があらわれるのです。
今までの報告によると、個人差はありますが大体6カ月使用で薄毛の進行が止まり始め、3年使用で78%も人に発毛が見られ、20%の人に薄毛の進行が止まったと報告されています。
フィナステリドは1日1錠Imgを食前でも食後でもいいですから、決まった時間に飲むべきです。そう知ることで血中濃度が変わらずに維持できます。
しかしながら発毛がはじまったからとフィナステリドの服用をやめると、血中濃度が下がり大体1週間から10日で抜け毛が始まります。
フィナステリドの血中濃度が保てないわけですから、改めて5α還元酵素が活性を取り戻し、GHTの生産がはじまり、薄毛の進行が始まり、もとの髪の量に戻る場合もあります。
フィナステリドをのみはじめると、自分自身が薄毛でもかまわないと思わない限り、飲み続けないといけません。
ですから一生フィナステリドを飲むことになる可能性もあります。